日々 (読書の進捗)
リチャード・パワーズの『黄金虫変奏曲』を読書中。全体の3分の2まできて、だいぶクライマックスに近づいてきた感じがする。
尾崎一雄の『暢気眼鏡』を読了。私小説面白いなぁと思った。西村賢太も執筆順に読んでみようかなとも思うが、読む予定の本がたくさんあるのでいつになることやら。
直近ではこれから、各所で褒められている大濱普美子『陽だまりの果て』を読もうと思う。ちゃんと理解できるのか、感じられるのか心配ではある。
読みたい本、(私としては)読むべき本がいっぱいあるのに全然読む能力と時間が追いつかない。といってもこれはこれまでずーっとのことだが。
年間100冊
今年の目標だった年間100冊を達成した。
数に意味はないという意見にも賛同するが、出産を機に落ちていた読書の筋力を付け直したかったので、100冊読んだことは自信になった。
これからの目標は中身にこだわって本を読むこと。
具体的には古典の名作や、冊数を稼ぐことを気にして読めなかった分厚い本(たとえば『黄金虫変奏曲』や『ポータブルフォークナー』)を読みたい。
とりあえず今手をつけているのは
リチャード・パワーズ『黄金虫変奏曲』
ディケンズ『オリヴァー・ツイスト』
前者が2割弱、後者は4割まで読み進めた。
冬休み中に読み終わるかなー?
日々(ヤクザときどきピアノ)
一番くらいに安い電子ピアノを買った。
急激にピアノをやりたい欲が高まって。
しかし、いつ飽きるかわからないことに加えて
ピアノを置くスペースなど我が家にはない。
極力安く、ポータブルな、ピアノの練習になりうる電子ピアノを探して
ローランドのエントリーモデルGO88を購入。
それでも椅子やらヘッドフォンやら込みで38千円くらいした。
これで3年くらい練習を継続できてちょっと上手くなったら
ピアノタッチの電子ピアノを買うんだ。
このピアノ熱の高まりを受けて
気になっていた、鈴木智彦さんの『ヤクザときどきピアノ』を一気に読んだ。
とても面白かったし、ピアノ独学でやるつもりだったけど
ちょっと先生に習ってみたくなった。
小学生の3年間くらいピアノ教室には通っていたけど、
ぎりぎりバイエルを卒業したくらいで辞めてしまった。
あの頃は練習もほとんどしなかった。
今ならちゃんと練習してからお稽古に行くのになー。
まあ、とにかく練習が続くかどうかが一番の問題。
週3回くらいはピアノに触って運指の練習とかできたら
ゆっくりでも上達していくだろう。
目標はマイケル・ナイマンの「楽しみを希う心」を
ゆっくりでもいいから情感込めて弾けるようになること。
遠い!