WEB日記、二階堂奥歯「八本足の蝶」を読む読む。
0時35分就寝、6時50分起床。
6時間15分睡眠。
昨日は会社の昼休みと、実験の合間、
帰宅してご飯食べてから5時間弱、
二階堂奥歯さんのWEB日記「八本足の蝶」を読んでいた。
(きっかけはfujiponさんの「琥珀色の戯言」)
どうにも途中で止められず。
長い長い引用分は飛ばしたりしたけど、ほぼすべて読み切った。
言葉と世界との真摯な向き合い方がすごく心に残り、
私もあのように言葉と向かい合いたいものだと思った。
私と奥歯さんが決定的に違うのは
(というか普通の人と奥歯さんが決定的に違うのは)
私は「ただ生きている状態」、が怖くはないということだろうか。
もしくは自分には何かしら生きる理由があるのだと無邪気に信じている、というか。
それはつまり、私は自分の生を、V・E・フランクルの言った
「生きる意味というのは、誠実に生きる意味を問い続けること」(私の意訳)
で支えているというか。
奥歯さんは、誰かの言葉では支えにならないくらい
たくさんの言葉と向き合ってしまったのだろう。
私は彼女がうらやましいです。
無意識に自分の生存を優先してしまうから、心が危うくなる領域には踏み込めない。
踏み込みたいかは別として、
彼女のように言葉と対峙し、自分自身の言葉を持つことに凄く憧れる。
私は生き続けて、いつか奥歯さんの言葉たちを越えたいものだ。