ホンとのところ

日々のあれこれ、本の話題など

神様

神様が不在であることが、私にとっていいことなのかどうかわからない。
「神は妄想である」というのは正しいと思うけど、人間にとって必要なことだったから、そんな妄想が生まれたんじゃないか。
どこか特定の神様を奉ずる気持ちはさらさらないけど、祈りの対象を持たないで真っ当に生きられるほど、私は強くも正しくも清くもないんじゃないか。
でも、祈るとしたら形式が必要で、私には一から自分だけの神を立ち上げる能力はなく、そしたらどこかから形式を借りてこざるを得ない。
で、そうなると身近な聖書の神になり、依り代としてのイエスとなり、でもそれには抵抗感ありありで。一神教は嫌なんだってば!
で、祈りは保留となり、緊急事態だけ慌てて祈ることになり、もやもやとしたものを抱えるんですね。
ぐるぐる。
聖書の神が身近になってしまったこの現状をまずどうにかしたいが、どうにかなるのか?
4年も必死で聖書を読んでしまったあの経験を超えるには、それなりの勉強と時間と切実さが求められるのでは。
うーーむ。